EOTA 用フォントの作成

2001/10/1 作成
2005/11/19 一部修正

 EOTA の Wconsole では漢字フォントである bfb フォントが使えます。これは浪花氏作の bdf2bfb.c をコンパイルしてできる bdf2bfb を用いて作成します。その手順を簡単に説明します。

 浪花氏のページから bdf2bfb.c を入手します。

 pcf2bdf-1.03.tgz (最新版は pcf2bdf-1.04.tgz) をこちらから入手します。

 bdf フォントは入手方法がわからないので、手元の Linux 機に入っている pcf フォントを bdf フォントに変換して、さらに bfb フォントに変換する作業をおこないます。bdf は X の昔の標準で pcf は今の標準(?)らしいです。
 bdf2bfb.c をコンパイルします。


gcc -o bdf2bfb bdf2bfb.c

 pcf2bdf-1.03.tgz を解凍しコンパイルします。


tar xvzf pcf2bdf-1.03.tgz
cd pcf2bdf
make -f Makefile.gcc

 pcf2bdf ができます。  続いて適当なディレクトリを作りそこに移動します。必要なフォントファイル、実行ファイルもコピーします。pcf フォントは私の計算機 (debian2.2) では /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc 辺りに gz で圧縮した状態でありました。


mkdir fontbuild
cd fontbuild
cp ../bdf2bfb .
cp ../pcf2bdf/pcf2bdf .
cp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/k12.pcf.gz .

 解凍して pcf から bdf、続いて bdf から bfb へとコンバートをします。


gzip -d k12.pcf.gz
./pcf2bdf k12.pcf -o k12.bdf
./bdf2bfb k12.bdf k12.bfb

 bdf2bfb で変換の最後に

width = 14 height = 14 fsize = 28
font number 6877
Please input memo

 と メモの入力を求められるので適当に入力して、最後に

.
だけの行を入力し Enter を叩いて終了します。
 この箇所に気が付くのに大変時間がかかりました。

 EOTA のフロッピーに書き込んでテストをします。注意点としては

です。
 下記の sfsboot.bin はディスクイメージに書き込むケースで、作成済みのフロッピーに直接書き込む場合は Linux であれば /dev/fd0 を指定します。


statfs sfsboot.bin dir /
statfs sfsboot.bin write /k14.bfb k12.bfb

 ディスクに書き込むのは


cp sfsboot.bin /dev/fd0

などです。  テスト手順です。PC に sfsboot.bin のフロッピーを挿入してブートします。

boot>

と表示して待機状態になったら

boot> boot fd 0

と入力します。

init>

になったら (起動できた)

init> kf-load

とフォントを手動で読み込み、続いて

init> gm

でグラフィックモードへ移行。そして何らかの方法で漢字を表示します。

[例]

init> (/pager /frtm.txt) exec

 pager は坂本@愛知県氏作の軽量ページャー (テキストファイル表示ソフト) です。
 使い方は

です。

 日本語の文章が表示されれば成功です。仮にアルファベットのみの漢字が欠けた状態ならば失敗しています。

 この文章の通りに行ってもフォントが色々使えるようになる訳ではなく、差し替えるだけの単なる実験です。


2001/10/1 作成
2005/11/19 一部修正

NAKANISHI Shin (snakani at users.sourceforge.jp)

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