bochs-1.2.win32 を入手して EOTA の sfsboot.bin を動かした覚え書き

2001/6/7  作成 
     11/10 HTML化

 http://bochs.sourceforge.net/getcurrent.html から、bochs-1.2.win32.zip を入手し、適当なフォルダで解凍します。
 できたフォルダの bochs.exe が Bochs 本体です。

 bochs は起動時に設定ファイルの bochsrc.txt (あるいは .bochsrc か bochsrc) を読み込んで起動します。そのファイルにディスクイメージの 場所、BIOS イメージの場所等が指定されていなければ起動できません。 同封の dlxlinux フォルダには Linux インストール済みのハードディス クイメージ、sfsboot.bin を同じフォルダにコピーをします。現在の EOTA はハードディスクが接続されていないとブートできないので (存在 するだけで中身はどうでもよい)、同封の bximage.exeでハードディスク イメージを作成します。
 DOS窓から bximage.exe を起動します。

> bximage.exe

DO you want to create a floppy disk image or a hard disk image ?
Please type hd or fd. [hd]     ←(そのまま [Enter] を押します)
Enter the harddisk size in magebytes, between 1 and 32255
[10]     ←(10MB が適当なのでそのまま [Enter] を押します)
I will create a hard disk image with
    cyl=20
    heads=16
    sectors per track=63
    total sectors=20160
    total size=9.84 megabytes
What shoud I name the image ?
[c.img]    ←(適当に。あるいはそのまま [Enter])
Writing:[........] Done
I wrote 10321920 bytes to c.img
The following line should appear in your bochsrc:
    diskc: file "c.img", cyl-20, haeds=16, spt=63
>

 あるいは既に Linux のハードディスクイメージが存在するのでそちらを 設定ファイルで指定することもできます。

 設定ファイルを作成、編集します。ちなみに「#」で始まる行は無視され ます。
 bochsrc-sample.txt を bochsrc.txt という名前でコピーをします。
 3 個所変更します。まず、

floppya: 1_44=a.img, status=inserted
を
floppya: 1_44=sfsboot.bin, status=inserted

に書き換えます。続いて、

diskc: file="30M.sample", cyl=615, heads=6, spt=17
を
diskc: file=c.img, cyl=20, heads=16, spt=63

に書き換えます。最後に、

boot: c
を
boot: a

に書き換えます。これで bochs.exe を開けば EOTA が起動します。

その他

 今回の Bochs には Linux の HD イメージが同封されていました。 Linux version 1.3.89, libc.so.4.7.5 です。BogoMIPS は 0.82 と 表示されていました。gcc は含まれていません。

 Cygwin でコンパイルした mksfs.exe で

./mksfs hd-eota.img 20790 512 12

と作った HD イメージは Bochs では認識できませんでした。bximage.exe で作った HD イメージを mksfs でフォマート(?)し、それに btron386 や k14.bfb、SKK-JISYO.M などを statfs.exe で書きこんでいるとなぜか HD イメージが巨大化し、800MB 以上になってしまいました。

 1B/V3 評価版のフロッピーディスクは起動できませんでした。前に試 した WinBochs でも同じでした。

 Bochs がライセンスが代わってフリーになったが、前からあるバイナ リに付属するドキュメントはシェアウェアだと書かれていると、ずっと前 に私が書きましたが、気にしすぎだったようです。

 WinBochs と比べて、設定がやりやすくなったようです。Plex86 は私 はコンパイルがやっとで、設定ができず、使えませんでした。 同時に bochs-1.2.i386.rpm も入手しました。

とても参考にさせていただいたページ

VMwareとBochsを使ってみる


NAKANISHI Shin (snakani at users.sourceforge.jp)
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